ライオンのおやつ
最近の楽しみは、ドラマ「ライオンのおやつ」です。
図書館で予約していた本が届いたのが、ドラマ開始直前だったので、原作を読んだ直後ということもあり、とても楽しみにしていました。
小川糸さんは、どの作品も大好きだけど、この本も素敵です。
命や生き方などについて、表面的、偽善的なことじゃなく、心の奥深くにある大切なこと、あったかい善なるものについて、書いてくれる作家さんだと思います。
さっき、ドラマ「ライオンのおやつ」の5回めを見ました。
詳細は書きませんが、5回めは、家族に内緒でホスピスに入った主人公(雫)のもとに、お父さん(育ての父)とその家族(妻と娘)がお見舞いに来るというお話でした。
お父さんは、雫の実の両親が事故で亡くなってしまった後、当時独身だったのに雫を引き取って育ててきました。
その子育てのことを思い出して、「とても楽しかった」と振り返ります。
当時のことを振り返った映像でも、本当に楽しそうに子育てに奮闘している様子が描かれます。
子どもが好きな人って、こんなふうなんだなあって思いました。
熱を出しては慌て、少しの成長に喜び、どんなことでも一緒に楽しむ。
こんな人に育てられたら、どんなに幸せだろう。
そして、こんなふうに子育てできたら。
振り返って自分は、どうしても自分中心で、「うるさい!」とか「じゃま!」とか言ってしまう。。。
人生の中で出会ったことをそのまま受け取って、それに没頭して、生きることができる人だから、子育ても楽しめたのかな。
こんなふうに生きたいと思いました。