西の魔女みたいに

意思を持って積み重ねる日々の記録

スウェーデンの高校生活…自然科学コース

前回の続き、スウェーデンでの高校生活です。

自然科学コースでは、数学、化学、生物の授業は取った記憶があります。
そのほか、体育、美術も受けていたと思います。

数学は、日本と比べるととても簡単で、中学生レベルに感じました。
化学はあまりに何も覚えていない!

生物は、個人的に一番興味がありました。学校の周囲をみんなで歩いて、どんな植生になっているかとかを学んだ気がします。
クラスメイトたちが「あれは白樺だよ」と教えてくれたのが印象的でした。
白樺はあちこちに生えているので、みんな小さいころから樹名に慣れ親しんでいるのかもしれません。
「白樺」ではなく「木」という単語が知りたくて、何度も質問したのを覚えています。
また、生物の先生が、「日本の植物は一体どんなものなのか。気候がだいぶ違うのだろうから、とても興味があるなぁ。」と言っていたのを覚えています。

体育では、授業の後にみんなでシャワーを浴びることに驚きました。
個別に分かれているシャワーではありません。大きな部屋にシャワーヘッドがいくつもあって、みんなで一斉に浴びます。
スウェーデンで裸の付き合いをするとは思いませんでした。
でも、運動の後にシャワーを浴びられるのは嬉しかったです。

美術でよく覚えているのは、コラージュを作ったことと、木でスプーンを作ったことです。
コラージュはとても簡単で没頭できて、後で心理的な癒し効果もあると知って、授業に取り入れるにはとてもいいものなんじゃないかと思いました。
木でスプーンを作るのも、長い時間をかけて、マイペースに取り組め、しかも、作ったものを使えるので、日本にもこんな授業があればいいのにと思いました。