西の魔女みたいに

意思を持って積み重ねる日々の記録

そして、スウェーデンへ着いた

ほとんど泣きながら、オランダでトランジットをしたような気がしながら、なんとかストックホルムに着きました。
その後、どうやって移動したかは忘れましたが、ストックホルムからそれほど離れていない場所にあるウプサラという大学都市へ行き、そこで、各国の留学生が集められて、1泊2日だったか2泊3日だったかの研修をしました。
2人1室になったような記憶があります。
確か私はスイスから来た髪も肌も真っ白な(すごく薄い色の金髪だったんだと思います)女の子と一緒の部屋になりました。
英語で少し会話したりして、自立している感じを受け、私は圧倒されました。
留学したことについての目的がしっかりしているように感じたのでした。

何をしたのかさっぱり覚えていませんが、その後、それぞれのホームステイ先に散らばっていきました。
私はたぶん、シェレフティオまで飛行機で行ったのでしょう。
空港までホストファミリーが迎えに来てくれたんだと思います。

それにしても、スウェーデンはなんて美しいんだろうと思いました。
街の中に自然が溶け込んでいる。
木が鬱蒼としない気候というのも大きいと思いましたが、どこも、特に水辺は緑で縁取られている感じがしました。
日本だと、水辺はコンクリートで固められちゃっているけど、それとは大きな違いです。
ストックホルムもウプサラも、そしてシェレフティオも。

その後、大きくなって一時期北海道に住むことになりましたが、北海道と景色は似ています。

人が少ないこと、涼しくて植物が繁茂しすぎないこと、町と町の間には自然しかない場所があること、そんなことに感動しました。