西の魔女みたいに

意思を持って積み重ねる日々の記録

修学旅行に行けませんでした

この週末は中3長男の修学旅行でした。

 

修学旅行まで残り1ヶ月ほどになったある日、意を決して本人に、修学旅行にかかる費用とキャンセル料の期限のことを伝えました。

ギリギリまで行けるように頑張ってみてもいいし、行かないと決めるのもありだよ、と。

行かない場合は、戻ってきたキャンセル料はもう私としては払ったものと考えているから、あなたにあげる、自由に使っていいと。

 

そして、キャンセル料が20%の期限が近づいた頃、修学旅行は行かない、と言われました。

 

正直、ギリギリまで待っても行けなかった可能性は高かったと思うので、ホッとしました。

だって、2月から不登校で、最近はめっきり外にも出ていないのですから、2泊3日も他人と一緒に外泊できるとは思えなかった。

 

でもこの週末、修学旅行で、家族全員辛かったです。

夫は「行けたらよかったのに。もったいないことした。」と始終憤っていました。

みんなで回転寿司を食べに行こうといっていたのですが、夫の気持ちを感じ取ってイライラする長男に、夫は「今なら誰にも同級生に会わないで外出できるぞ」と最悪の嫌味を言いました。

 

私だって、長男が普通に修学旅行に行けたらどれだけよかっただろうと思います。

学校からまめに来るメールを楽しみにして、写真から長男を探して、無事に帰ってくるかな、楽しんでるかなと少し寂しい気持ちもありながら、嬉しい気持ちでいたと思います。

 

でも、そうじゃない決断をしたのだから、その決断を支持する行動を、夫にも取ってほしかったです。

ほんとにほんとに辛かった。

 

今は、無事に修学旅行が終わってよかった、という気持ちですが、正直、もっと背中を押せばよかったのかな、とも思いました。

このダメージから回復するのにはもうしばらく時間がかかりそうです。