西の魔女みたいに

意思を持って積み重ねる日々の記録

不登校の長男がちょっと元気になるまでの話

中2の冬休み明けから五月雨登校になり、中2の3学期期末テストを休んでしまった長男は、部活を辞めることに最後の望みをかけていました。

けれど、退部の申し出は顧問に軽くあしらわれてしまい、その後は学校に行けない日がほとんどとなりました。

そして、中3になり、初日の2日間は学校に行ったのですが、その後は完全に不登校になってしまいました。

 

当初は私もとても混乱しましたが、不登校についての本を読んだり、YouTubeを見たり、長男の教科書、ノート、プリントなどを片付けたりしているうちに、長男は本当に限界になって休んだこと、そして、それまで彼なりに一所懸命頑張っていたことがよく理解できるようになりました。

そこで、学校に行くように言うこと、今日は行ける?と聞くことを一切やめました。

勉強しなさいとも言うのもやめました。

ゲームのやりすぎも、YouTubeの見過ぎも、咎めません。

何のゲームしてるの?と聞いたり、ゲームの話をしてきたら分からないなりに聞いたりしています。

 

そんなこんなで、少しずつストレスはなくなったようです。

ある時長男が、「今、全然ストレスがない」と言いました。

 

でも、不安は不安なのですね。

ある夜、久しぶりに私の布団の中に入ってきて、ウンウン唸った日がありました。

そして、その次の日、「通信制高校に行かせてほしい」と言われました。

 

「いいよ」と私は二つ返事。

それで気持ちが落ち着いたのか、その日から数日はハイテンションでした。

 

さて、通信制高校かー。まったく未知の世界。

しかも、どうやら私立の通信制高校がいいようです。

私達は夫婦ともに、県立高校に行って、国立大学に行ったので、子どもが私立の学校に行くことはあまり想定していませんでした。

裕福な家庭で育ったわけではないので、それぞれの家庭の価値観をひきずり、お金がかかることには腰が引けてしまうところがあります。

私立の通信制高校は、ちょっと調べてみただけですが、学費が結構高いようです。

まずは、いろいろ調べてみないと。