西の魔女みたいに

意思を持って積み重ねる日々の記録

中2の3学期の期末テストに行けませんでした

先週の水・木・金と、長男の通っている中学校では期末テストでしたが、彼はとうとう1日も行けませんでした。

 

テストの前日、火曜日から学校に行けなくなっていて、月曜日の夜、ちらっと「このテストでこの先の全部が決まってしまうと思うと怖い」と言っていました。

「このテストでこの先の全部が決まってしまうなんてことはないよ。いろんな生き方があるんだよ。」と言ったのですが、不安で仕方なくなってしまったのだと思います。

次の日の火曜日、朝、起きられませんでした。

 

テスト初日の水曜日も起きられず、お休み。

 

2日目の木曜日は朝3時くらいに起きていたようで、私がいつも通り朝4時に起きるとゲームをしていました。

いつまでやるのかなぁと思っていたら、5時過ぎにやめ、勉強を始めましたが、途中から机に突っ伏して頭を抱え、「はぁ〜〜〜」と大きなため息。

その後、ソファに倒れ込み、そのまま起きませんでした。

私が仕事から帰ると、割とケロッとした顔で「ああ、今朝は寝ちゃったなぁ」と言っていました。

否認? そういうストーリーにしないと、自分が耐えられなかったのかもしれません。

 

2日目の朝は、長男が起きていて、今日こそは行くのではないかと私も少し期待していたので、行けないという連絡を夫からもらった時(私はすでに職場にいました)、ショックでちょっと取り乱し、中学校に涙声で連絡してしまいました。

その後も職場で一人、時々思い出してはメソメソと泣きました。

マスクをしていたし、花粉症の時期だから誤魔化せたとは思いますが、目が真っ赤になっていました。

 

そして、長男にメッセージを送りました。

明日は無理して行かなくてもいいんじゃない?

私も昔、仕事に行けなくなったことがあるよ。

ゆっくり休んでみたら。

と。

 

返事はなかったのですが、家に帰って、「メッセージ見た?」と聞くと、「見たけど、なんて返事していいか分からなかった」とのこと。

そして、「明日は行く」と。

 

でも、3日目の金曜日、やっぱり行けませんでした。

カーテンを開けて「おはよう、朝だよ」とだけ言いました。

私の中で、もう学校には行かなくていいということになっていたので、学校はどうするの的なことは聞きませんでした。

そうしたら、珍しく長男からメッセージが来ました。

「頭が痛いから、行けない」と。

中学校へも落ち着いて連絡ができました。

 

帰ったら、明るい顔で出迎えてくれました。

担任の先生から、夕方お邪魔して、顔を見て話したいという電話を頂いていたので、長男に会えるか聞いてみたところ、電話で話すのならいいけど、会うのはちょっと…ということだったので、その通りにしました。

先生は毎日電話をくださって、とてもいい先生だと思うのだけど、来週、2日でも3日でも来られれば…とおっしゃったので、しばらく休ませるのもいいかなと思っています、と伝えました。

昼夜逆転、ゲーム三昧になってしまうのかなと少し不安になりましたが、そうするのがいいと思ったのです。

昨日の夜は、いつも厳しく当たる妹に優しくしたり、口数もいつもより多かったので、少し様子を見ていこうと思います。

 

とりあえず、月曜日にスクールカウンセリングの予約が取れたので、長男は面談に行きます。

そして、頭痛があるというのが事の発端だったので、メンタル的な要素が強そうと思いつつ、起立性調節障害の専門診療をしてくれる病院の予約もしました。

人気があるので、受診はずいぶんですが、いろいろなことが一歩前進したようで、ちょっと安心できました。