おばあちゃん
昨日、確か88歳になったおばあちゃんが死にそうなのかもしれない。
インフルエンザで入院中。
ここのところ、ずっと寝たきりで、下の世話までしていた、と母が言っていた。
(ずっと寝たきりなのに、どこでインフルエンザをもらってきたんだろう。
免疫が落ちてるから、ほんのちょっとしたウィルスでかかってしまうんだろうか。)
二世帯同居していて、母とはずっと折り合いが合わなかったおばあちゃん。
認知症になる前から、母にはひどいことを言っていたけど、なってからはますます、物盗られ妄想も激しくて。
昨日、実家に行ったら、母がおばあちゃんのものを片付けていた。
何十袋もゴミ袋があって、「見てよ!」と嬉しそうだった。
嬉しそうなのも悲しいけど、おばあちゃんに親しみを感じることもできない私。
変なおばあちゃんだったけど、いい思い出も、少しはある。
おばあちゃんに対する私の気持ちは、母への遠慮も大きくて、本当のところどう思っているのか、はっきり言葉にできない。
というか、その前にそもそもはっきり認知できない。
別々に暮らせていればよかったのにね。
母の長い長い結婚生活は、ほとんど姑とのやり取りに終始してしまったんだろうか。
もったいないことだったと思う。
でも、母にしてみれば、いよいよこれから!って感じなんだろうか。
なんか、恐ろしいな。