西の魔女みたいに

意思を持って積み重ねる日々の記録

心を込めて暮らす

中井貴一さん主演の新春ドラマスペシャル「娘の結婚」を見てる。

平日はなかなか時間が取れなくて、朝の短い時間に細切れに見てるので、まだ見終わってないんだけど、とってもいい!

何がいいって、中井貴一さん演じる主人公の男手一つで波留さん演じる娘を立派に育てたお父さんの暮らしぶりが、丁寧で、素敵で。

エプロンして、お料理して、ぬか漬けが美味しく漬けられて、ゴミはきちんと出して、職場では部長。

こんな人いるかな。

亡くなった奥さんのことを今も思っていて、清潔感ありすぎでしょ。

 

娘さんもいい子に育ったなぁ。

何気ない日々が大切なこと、お父さんの暮らしぶりからちゃんと伝わっているんだね。

だから、素敵な人と出会えたんだね。

あんな風に「娘さんと結婚させてください」って言ってくれる人と私は出会えなかったし、私もそんな風にお膳立てできる器でなかったんだよね。

 

今流行りのマインドフルネスは、こういう風に丁寧に、心を込めて暮らすってことなのかな。

今、ちょうど読んでいる「フランス人は10着しか服を持たない2」は、タイトルはさておき、マインドフルネスの本だった。

フランス人は10着しか服を持たない2

フランス人は10着しか服を持たない2

 

 ハウツーは、人それぞれだから、この本に書いてあることをそのまますべて真似しようとは思わないし、できないけど、著者の考え方はとてもいいなと思った。

先を見すぎず、日々を、今を大切に心を込めて暮らすということ。

マインドフルネスってそういうことなんだね。

初めて腑に落ちた気がしたよ。

 

まずは、お昼ごはんをスマホなしで食事に集中して過ごすことから。

子どもたちとも、向き合えるのは限られた時間。

今、この時間は二度と来ないんだよね。

そう思って過ごしてみたら、なんだか今日一日ハッピーでした。