西の魔女みたいに

意思を持って積み重ねる日々の記録

通信制高校見学★準備編

中2の冬休み明けから不登校になった長男。

通信制高校に行きたいと言い始めたので、学校見学を始めています。

 

見学に行く高校のピックアップ方法

まずは、どの高校を見に行こうかというところで悩みました。

最近は落ち着いた様子も増え、話しやすくなった長男に、どんな高校がいいのか聞いてみました。

すると、

  1. 毎日は行きたくないけど、週に何回かは行きたい。
  2. 近いほうが通いやすい。
  3. 制服はあまり着たくない。
  4. 大学に行きたいので、塾に行かなくてもいいような勉強ができる学校がいい。
  5. 泊まりのスクーリングはちょっと嫌だ。

というようなことを言いました。

 

何よりも通える距離にあることが大切だろうと思い、自転車でも行けるM駅付近と、最寄り駅から電車で20分くらいで行けるH駅付近で探すことにしました。

 

M駅付近の通信制高校

H駅付近の通信制高校(M駅付近にある高校は除く)

近いところだけなのに、選択肢が多いです。

そんな中から、インターネットでの学校紹介をもとに、本人の希望を考慮して、実際に見に行く高校をいくつかに絞ります。

 

M駅付近の通信制高校

  • 鹿島学園高等学校 ○ホリエモンと提携しているというところが不安だけど見に行く
  • 第一学院高等学校 ○不登校サポートが手厚そうだから見に行く
  • 精華学園高等学校 ○不登校サポートが手厚そうだから見に行く
  • N高等学校 ✗尖ったところは向いていない、と長男が言うので見に行かない
  • ピア高等部 △見に行ってもいいかも
  • 町田みのり高等部 ✗発達障がいや学習障がいのサポートと書いてあるから違うかな
  • あずさ第一高等学校 △とりあえず見に行ってみる

H駅付近の通信制高校(M駅付近にある高校は除く)

  • 星槎国際高等学校 △とりあえず見に行ってみる
  • クラーク記念国際高等学校 ○長男第一希望なので、見に行く
  • 鈴木学園 ✗専門学校と提携しており、長男の希望とは異なる
  • 厚木中央高等学校 △学校らしい学校に見えるので、長男は嫌がるかな。
  • 県立厚木清南高等学校 ○一応公立も見に行ってみたい

こんな感じで何となく候補を絞りました。

○は優先的に、△は余裕があれば見に行くという感じで。

 

長男は、めんどくさがりで、服を買うときもほとんど試着しません。

○になっているところすべてを見に行ってくれるとは限らないし、最初に見に行ったところで決めかねません。

なので、見に行く順番と誘うタイミングは大事だなと思っています。

 

後日談

実際に見に行った高校は、次の7つでした。

M駅付近の第一学院

M駅付近の精華学園

M駅付近のあずさ第一(親だけ)

H駅付近のクラーク

T駅付近のクラーク

Y駅付近のルネサンス

県立横浜修悠館

 

通信制高校のことを調べ始めた当初は、仕組みがよく分かっていませんでした。

学校ごとに特色がとても異なる上、紹介のされ方も異なるので、比較するのが難しいと感じました。

その後、この本に出会い、通信制高校のことがよく分かったので、これから調べる方は、まずはこの本を読んでみることをおすすめします。

 

ただ、実際に見学に行くことは、とても重要だと感じました。

本人が納得して進めないと、最後の受験にまでたどり着けないと思ったので、もどかしくても長男のペースで、いくつかの学校については、何度か行きました。

 

実際に見学に行った高校の感想などについては、後日少しずつ書きたいと思っています。

 

不登校の長男がちょっと元気になるまでの話

中2の冬休み明けから五月雨登校になり、中2の3学期期末テストを休んでしまった長男は、部活を辞めることに最後の望みをかけていました。

けれど、退部の申し出は顧問に軽くあしらわれてしまい、その後は学校に行けない日がほとんどとなりました。

そして、中3になり、初日の2日間は学校に行ったのですが、その後は完全に不登校になってしまいました。

 

当初は私もとても混乱しましたが、不登校についての本を読んだり、YouTubeを見たり、長男の教科書、ノート、プリントなどを片付けたりしているうちに、長男は本当に限界になって休んだこと、そして、それまで彼なりに一所懸命頑張っていたことがよく理解できるようになりました。

そこで、学校に行くように言うこと、今日は行ける?と聞くことを一切やめました。

勉強しなさいとも言うのもやめました。

ゲームのやりすぎも、YouTubeの見過ぎも、咎めません。

何のゲームしてるの?と聞いたり、ゲームの話をしてきたら分からないなりに聞いたりしています。

 

そんなこんなで、少しずつストレスはなくなったようです。

ある時長男が、「今、全然ストレスがない」と言いました。

 

でも、不安は不安なのですね。

ある夜、久しぶりに私の布団の中に入ってきて、ウンウン唸った日がありました。

そして、その次の日、「通信制高校に行かせてほしい」と言われました。

 

「いいよ」と私は二つ返事。

それで気持ちが落ち着いたのか、その日から数日はハイテンションでした。

 

さて、通信制高校かー。まったく未知の世界。

しかも、どうやら私立の通信制高校がいいようです。

私達は夫婦ともに、県立高校に行って、国立大学に行ったので、子どもが私立の学校に行くことはあまり想定していませんでした。

裕福な家庭で育ったわけではないので、それぞれの家庭の価値観をひきずり、お金がかかることには腰が引けてしまうところがあります。

私立の通信制高校は、ちょっと調べてみただけですが、学費が結構高いようです。

まずは、いろいろ調べてみないと。

修学旅行に行けませんでした

この週末は中3長男の修学旅行でした。

 

修学旅行まで残り1ヶ月ほどになったある日、意を決して本人に、修学旅行にかかる費用とキャンセル料の期限のことを伝えました。

ギリギリまで行けるように頑張ってみてもいいし、行かないと決めるのもありだよ、と。

行かない場合は、戻ってきたキャンセル料はもう私としては払ったものと考えているから、あなたにあげる、自由に使っていいと。

 

そして、キャンセル料が20%の期限が近づいた頃、修学旅行は行かない、と言われました。

 

正直、ギリギリまで待っても行けなかった可能性は高かったと思うので、ホッとしました。

だって、2月から不登校で、最近はめっきり外にも出ていないのですから、2泊3日も他人と一緒に外泊できるとは思えなかった。

 

でもこの週末、修学旅行で、家族全員辛かったです。

夫は「行けたらよかったのに。もったいないことした。」と始終憤っていました。

みんなで回転寿司を食べに行こうといっていたのですが、夫の気持ちを感じ取ってイライラする長男に、夫は「今なら誰にも同級生に会わないで外出できるぞ」と最悪の嫌味を言いました。

 

私だって、長男が普通に修学旅行に行けたらどれだけよかっただろうと思います。

学校からまめに来るメールを楽しみにして、写真から長男を探して、無事に帰ってくるかな、楽しんでるかなと少し寂しい気持ちもありながら、嬉しい気持ちでいたと思います。

 

でも、そうじゃない決断をしたのだから、その決断を支持する行動を、夫にも取ってほしかったです。

ほんとにほんとに辛かった。

 

今は、無事に修学旅行が終わってよかった、という気持ちですが、正直、もっと背中を押せばよかったのかな、とも思いました。

このダメージから回復するのにはもうしばらく時間がかかりそうです。

前世療法

今日は人生で3回目の前世療法でした。

1回目は去年の夏、モニター募集中のセラピストさんに、zoomで誘導をお願いしました。

そこでは、ギリシアで石造りの公共建築を建てる現場監督のなかなかイケメンなおじさんが出てきました。

そして、もう一つ、アルプスの山の中で暮らす女の子の人生も見ました。

私は父と弟妹たちを支える姉でした。

 

2回目は、根本恵理子先生の「はじめての前世療法」というグループセッションで、30分の短い誘導でした。

江戸時代、桶に豆腐を入れてお使いに行く16歳くらいの女の子でした。

お使いのついでに、太鼓橋のたもとで待っていると、気になっている少し年上の男の子が通りかかり、お互いに目で合図するという日常を楽しみにしているという光景を見ました。

 

そして今回が3回目。

その前に、フラワーリーディングをしていただいた際、もっと潜在意識を覗いてみた方がいい、モニター募集中の方でもいいので前世療法を受けてみて、と言われて、、、の3回目です。

 

対面でやってみたいという気持ちがあったので、家から近いセラピストさんにお願いしました。

モニター価格だったのですが、経験豊富なセラピストさんでした!

 

今回のテーマは、なんとなくいつも自分に自信がないので、その理由が知りたい、そのままの自分でいいんだと思えるメッセージが欲しい、ということにしました。

 

まず、見えたのが、エジプトとかアラブとかその辺な感じの1500年代くらいの中東です。

私はサラという名のすらっとした女の人でした。白い被りの長袖の服を着て、腰を紐で縛っています。

機織りをする人で、35歳でお父さんと二人で暮らしています。

家のことをしなくてはいけないし、お金がないので、20歳の時に大学に行くのを諦め、機織りの仕事をしています。

でも、ここで前世の書き換えをしました。

私は機織りの仕事を頑張ってお金を貯め、お父さんもいいよと言ってくれたので、大学に行くことにしたのです。

卒業後は、やはり機織りの仕事をしたサラさん。

90歳まで独身で生きました。

ネコを飼って、臨終に駆けつけてくれる友達もいます。

機織りを極め、充実した仕事人生だった、誰にも邪魔されず、好きなことをしてよかった、と振り返っていました。

そして、私に、メッセージをくれました。

一人でしか味わえない充実を味わうタイプなのよ、と。

傍目には寂しく見える人生かもしれないけど、そんなことは内面の充実には関係ない、と。

巻いていた革のブレスレットを私にくれました。

窯の水を枡に移すとき、水が好きなら触ればいい、そんな少しのことでも、自分のしたいようにするのがいいと教えてくれました。

大学に行っても行かなくても、その先の人生は大して変わらなかったけど、やりたいと思ったことをやったことで、気持ちが全然違った。

ほんの少しのことでも、自分のやりたいようにやるのがいい、というメッセージでした。

 

その後、退行催眠で、5歳の私に会いに行きました。

幼稚園で工作をしているところ。

私は配られた部品で先生の見本通りに作っています。

見本通りに作るのが当たり前だと思って、それ以外の考えはありません。

そこで、セラピストさんが、大きな私が会いに行って、言ってあげたいことがありますか?と聞きました。

私は、見本なんて見なくていい、好きなことをしていいんだよ、好きなものを使っていいんだよと伝えると、その子は「そうだったの。知らなかった!」と言って、折り紙をぐちゃぐちゃにしたものをたくさん作りました。

 

その後、中間生へ。

ガイドに会うことができました。

美輪さんのような大きな女神様で、エレンさんという名前です。

何しろ大きくて、体の上半分しか見えません。

後ろの方に虹があるので、「あの虹はなんですか?」と聞くと、「あれはあなたの心。とても綺麗だから、そのままでいいのよ。」と教えてくれました。

何しろ大きく見ればいい。

小さいものを見ることをあなたの仕事にしなくていい。

あなたはあなたのままで、そのままでいい、胸を張りなさいとメッセージをくれました。

そして、エレンさんの胸に輝くペンダントをプレゼントにくれました。

 

そう、私は変わっています。

他の人とは違います。

他の人と違うことをするし、楽しむので、変だと思われることもあるのかもしれません。

でも、それが私で、そのままでいいんだ、隠さなくていいんだ、隠すから自信が持てないんだ、と感じました。

 

中2の3学期の期末テストに行けませんでした

先週の水・木・金と、長男の通っている中学校では期末テストでしたが、彼はとうとう1日も行けませんでした。

 

テストの前日、火曜日から学校に行けなくなっていて、月曜日の夜、ちらっと「このテストでこの先の全部が決まってしまうと思うと怖い」と言っていました。

「このテストでこの先の全部が決まってしまうなんてことはないよ。いろんな生き方があるんだよ。」と言ったのですが、不安で仕方なくなってしまったのだと思います。

次の日の火曜日、朝、起きられませんでした。

 

テスト初日の水曜日も起きられず、お休み。

 

2日目の木曜日は朝3時くらいに起きていたようで、私がいつも通り朝4時に起きるとゲームをしていました。

いつまでやるのかなぁと思っていたら、5時過ぎにやめ、勉強を始めましたが、途中から机に突っ伏して頭を抱え、「はぁ〜〜〜」と大きなため息。

その後、ソファに倒れ込み、そのまま起きませんでした。

私が仕事から帰ると、割とケロッとした顔で「ああ、今朝は寝ちゃったなぁ」と言っていました。

否認? そういうストーリーにしないと、自分が耐えられなかったのかもしれません。

 

2日目の朝は、長男が起きていて、今日こそは行くのではないかと私も少し期待していたので、行けないという連絡を夫からもらった時(私はすでに職場にいました)、ショックでちょっと取り乱し、中学校に涙声で連絡してしまいました。

その後も職場で一人、時々思い出してはメソメソと泣きました。

マスクをしていたし、花粉症の時期だから誤魔化せたとは思いますが、目が真っ赤になっていました。

 

そして、長男にメッセージを送りました。

明日は無理して行かなくてもいいんじゃない?

私も昔、仕事に行けなくなったことがあるよ。

ゆっくり休んでみたら。

と。

 

返事はなかったのですが、家に帰って、「メッセージ見た?」と聞くと、「見たけど、なんて返事していいか分からなかった」とのこと。

そして、「明日は行く」と。

 

でも、3日目の金曜日、やっぱり行けませんでした。

カーテンを開けて「おはよう、朝だよ」とだけ言いました。

私の中で、もう学校には行かなくていいということになっていたので、学校はどうするの的なことは聞きませんでした。

そうしたら、珍しく長男からメッセージが来ました。

「頭が痛いから、行けない」と。

中学校へも落ち着いて連絡ができました。

 

帰ったら、明るい顔で出迎えてくれました。

担任の先生から、夕方お邪魔して、顔を見て話したいという電話を頂いていたので、長男に会えるか聞いてみたところ、電話で話すのならいいけど、会うのはちょっと…ということだったので、その通りにしました。

先生は毎日電話をくださって、とてもいい先生だと思うのだけど、来週、2日でも3日でも来られれば…とおっしゃったので、しばらく休ませるのもいいかなと思っています、と伝えました。

昼夜逆転、ゲーム三昧になってしまうのかなと少し不安になりましたが、そうするのがいいと思ったのです。

昨日の夜は、いつも厳しく当たる妹に優しくしたり、口数もいつもより多かったので、少し様子を見ていこうと思います。

 

とりあえず、月曜日にスクールカウンセリングの予約が取れたので、長男は面談に行きます。

そして、頭痛があるというのが事の発端だったので、メンタル的な要素が強そうと思いつつ、起立性調節障害の専門診療をしてくれる病院の予約もしました。

人気があるので、受診はずいぶんですが、いろいろなことが一歩前進したようで、ちょっと安心できました。

昨日は家族みんなで休みました

2月の3連休が始まりました。

小1の長女が期待していた雪もそれほど積もらず、予定も特にない巣ごもりの3連休になりそうですが、我が家は昨日も家族全員でお休みし、家にいたので4連休です。

 

夫は、もともと仕事のない日なので、家にいました。

私はいつもより1時間遅れで出勤する準備をしていましたが、いつもいない私が家にいるので、甘える気持ちがあったのか、小1の長女が「頭が痛い」と言いだしました。

時間ギリギリまで、膝枕をして、頭をなでたりしてみましたが回復せず、このご時世、無理はさせられないので、私も仕事を休むことにして、長女を休ませることにしました。

そうすると、もともとあまり学校に行きたくない長男も休むことになり、結果、家族全員お休みに…

 

「なんでみんな家にいるんだ!」という夫ですが、私だってそう言いたい!

普通の家なら、あなたの立場の人が一番家にいない人だと思うんだけど…

私だって、たまには一人だけで家にいたい、と思いました。

 

ちなみに長男は、先週は月・火と4時に起きて、勉強してからゲームして、学校行っていました。

けれど、水曜の朝は起きられず、夕方、なんとか塾に行ってくれたと思ったら、いつもより早く帰ってきたので、どうしたのかと思ったら、実は自転車で遠くまで行っていただけでした。

「人が怖い…」と言っていました。

頑張ろうと思ったけれど、自分の思ったようには頑張れなかったのかな。

 

完璧主義なのでしょうか。

嫌なことに適当に折り合いをつけたり、やるべきことに優先順位をつけたりするのが苦手?

しばらく休んでしまったから、どんどん行くのが辛くなっている?

 

何も言ってくれないので、分かりません。

 

もともと生まれた時からよく泣く子で、ディズニーランドは音や光がうるさくてずっと泣いていてちっとも楽しめていませんでした。

小学生になっても放課後に友だちと遊ぶことを好みません。

 

そういう子でした。

でも、私と夫の子なので、らしいと言えばらしい。

 

友だちの前では、すばやく適切なリアクションしたり、気を使っているようなことを以前話していました。

 

また、今は思春期で、起立性調節障害なのかもしれません。

この本、よい本でした。

著者は、起立性調節障害は思春期の心の問題とも絡み合っていると感じていました。

子どもが苦しんでいる様子に丁寧に寄り添ってくれる先生だと思いました。

10人分の事例が出ていましたが、事例として出ている子どもたちの心のうちを我が家の長男と重ね、涙なしでは読めませんでした。

 

そして、思いました。

やはり、もう私の手に余る…

 

長男には、家族以外の人のアドバイスやサポートが必要。

夫も、これを機に一歩でも自分の人生を進めてほしい。

夫も、家族以外の人のサポートを受けてほしい。

 

そして、私も、そろそろ本気で幸せになりたい、と思いました。

今日は元気に学校に行きました

今日は元気に学校に行った長男。

4時に起きて、勉強してから、ゲームしていました。

 

4時に起きたいのでしょうか。

4時に起きられないと、行く気持ちになれないのでしょうか。