西の魔女みたいに

意思を持って積み重ねる日々の記録

大晦日

2017年も終わり。

来年は、フリーチャイルドを見つけて、ケアして、主役にしてあげられるような年にしたいな。

 

たとえば、今日は何にも決まった予定がなくて、そんな日があると、いつもソワソワして、いろいろと予定を詰め込もうとしてしまうところがあったけれど、今日もある程度の予定は決めてしまったところがあるけれど、そんな日も、構えずにのんびり過ごせるようになりたい。

 

西の魔女が死んだ』を読み返し中。

 

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

 

 

こんなシーンがあったんだ!と改めて思うところが多い。

魔女になるには、とにかく、自分で決めることに尽きる、らしい。

 

私、自分で決めてきたこと、どれくらいあっただろう。

やりたかったことで、方向転換させられてしまったことも多かった。

大筋を決められ、ささやかな抵抗として、その大筋の中での細かいことにこだわって、自分の思いを通したことも多かった。

でも、もともと大筋が自分の希望と違うのだから、細かいことにこだわっても、何か大きなことを変えることにはならなくて、細かいことへのこだわりも、単なる抵抗の域を出なかった気がする。

そうしているうちに、だんだん自分の意思が見えなくなってしまって、諦めてしまったのかな。

なんでも自由に決められて、自分の未来の在り方を自分で決めなくてはならなかったとしたら、私はどんな自分を選んだんだろう。

 

どうして押し付けたの、とか、どうして私ももっともっと抵抗しなかったの、とか、ずっと思ってきたけれど、過去を変えようとしてもどうしようもないので、今からできることを、落ち着いて考えたい。

”落ち着いて”考えることが大切だと思う。

ちょっと距離を置いてみたり、ちょっと時間を置いてみたりして、考えることが。

いつもいつも、なんだかずっと、「急いで!急いで!」と、やってきた気がするから。

考えるのをしなかった気がするから。