西の魔女みたいに

意思を持って積み重ねる日々の記録

ファッションレボリューションウィーク

4月19日から25日はファッションレボリューションウィークだそうです。

https://www.fashionrevolution.org/asia/japan/

 

2013年4月24日にバングラデシュのラナプラザという衣料品工場のあるビルが倒壊し、1,100人以上が亡くなったことがきっかけではじまったキャンペーン。

このビルには、ヨーロッパの大手ファッションメーカーが多く入っていて、ビルの安全管理や働いている人たちの労働条件なども疑問視されました。

 

服が安くなってありがたいと言う人もいますが、その背景には、このような劣悪な環境で、服を作っている人たちがいるのです。

 環境省のホームページにも、サステナブルファッションのページができていました。

www.env.go.jp

 

その中で、一番印象に残ったのは、私たちは、1人あたり年間平均18着の服を買い、12着の服を手放し、25着の服は着ていない、ということ。

結局着ない服を買ってしまっているということですよね。

 

私達は生まれてからずっと、服を着て生活しますし、私は服について思うところが、昔からたくさんありました。

おしゃれになりたい(おしゃれだと思われたい)、でも、着心地のよい服がいい。

いつも服を探していて、合わないといっては手放していました。

 

でも、「フランス人は10着しか服を持たない」を読み、毎日同じ服でもいいんだ!と目からウロコが落ちました。

周りにいるおしゃれだと思う人も、自分に似合うスタイルで、ほぼ毎日同じような格好をしていることに気づきました。

 もともとミニマリスト傾向のあった私ですが、昨年は靴と服を合わせて8アイテムしか買わずに過ごし、スローファッションやエシカルファッションという言葉にも出会いました。

 なかでも、サフィアさんのこの本には感銘を受け、ピープル・ツリーというブランドを知りました。

おしゃれなエコが世界を救う

おしゃれなエコが世界を救う

 

 

私は決しておしゃれではないけど、自分で服を縫ったり、編んだりすることも、少しはできます。

服を作ったことがあるから、お店に並んでいる服が、いい素材で丁寧に作られているものなのか、少しは分かるようになったと思います。

そして、服を作ったことがあるから、生地やボタンがいくらなのか、縫う手間がどれほどか想像がつきます。

そうすると、巷で売っている服はやはり安すぎると思うのです。

 

服に限らず、ですが、新品で売っているものの値段がどれも安すぎます。

直したり、受け継がれたりして、着ること、使うことがもっと安くなるべきですが、それは新品がもっといい値段で売られることの結果として、実現されるべきだと思います。

 

今年は、服と靴、合わせて6アイテムくらいで済むかもしれません。

でも、これだけしか買わないとなると、どのアイテムも10年くらい持ってもらわないと困る。

そのくらい大切にするつもりで、服や靴を選んでいきます。